南国ならではの熱帯雨林やのんびりとした時間が流れるリゾート空間を演出する島々、各民族が創りだす独特の文化は、マレーシアならではの魅力として外国人を惹きつけてきました。
これに加えて、中国、インド、ベトナムに次いで、アジアで高い経済成長率が見込まれる国としても注目が集まるようになっています。
近年、マレーシアの経済成長率は5%~6%で推移しており、外国人投資家の誘致も積極的におこなわれています。
インフラ整備が進み、治安も改善されていることから、老後をのんびりとマレーシアで暮らすことを考える日本人の数も多くなっています。
また、昨今の人民元高、ドル安により、相対的に海外不動産が安いと感じることができるようになった中国人富裕層や、不動産投資の動向に敏感な華僑・華人もマレーシア不動産に注目しています。
割安感があるマレーシアの不動産は、円高傾向が続く日本人にとって、魅力的な投資対象のひとつとなるでしょう。
| 面積 | 329,847キロ平米 |
| 人口 | 2,746.8万人(2008年) |
| 言語 | マレー語(公用語)、英語、中国語、タミール語 |
| 民族 | マレー系(66%)、中国系(約26%)、インド系(約8%)、その他(1%) |
| 宗教 | イスラーム(国教)、ヒンドゥー教、道教など |
| 通貨 | リンギット(MYR) |
| 首都 | クアラルンプール(Kuala Lumpur) |
| 政治体制 | 立憲君主制 |
| 元首 | ミザン・ザイナル・アビディン第13代国王 |
| 首相 | ナジブ・トゥン・ラザック |
(グラフ) マレーシアの経済成長率、一人あたりGDPおよびCPIの動向
(IMFのデータよりStasia Capital調査部作成)
1986年以降、マレーシア政府は、積極的な外貨導入政策を実施しており、輸出指向型の工業化政策を推進しています。
1997年に発生したアジア通貨危機の影響を受け、経済困難に直面し、翌年のGDP成長率はマイナス成長となりました。
しかし、1999年以降、再び成長軌道に入り、米国や日本の経済低迷から製造関連企業の輸出が減速した2001年をのぞき、比較的高い成長率を維持しています。
2009年は、世界的な金融危機の影響から、マイナス成長が避けられない情勢ですが、IMFの予測によると、2010年はプラス成長に転じ、2011年以降は4%から6%程度の安定的な経済成長が見込まれています(マレーシアは、2020年までに先進国入りを果たすというスローガン(Vision2020)を掲げています)。
経済発展国においては、不動産価格は、経済成長率にあわせて上昇する傾向があり、マレーシア不動産は、安定的な価格上昇が見込める国として位置づけられるでしょう。
(グラフ) マレーシアの人口の動向
(IMFのデータよりStasia Capital調査部作成)
マレーシアは、人口の増加が見込まれている国です。
たとえば、不動産を購入する人口が減少傾向にある日本では、不動産の一次取得者も減少し、不動産開発しても売れないという状況が生まれています。
人口が増えている経済発展国においては、住宅がこれから本格的に販売されます。
2008年のマレーシアの人口は約2730万人で、過去、安定的な増加傾向が続いてきました。
将来的にも、増加が見込まれており、2014年には約3000万人、2025年には約3500万人程度となるといわれています。
人口が増加傾向にあることは、不動産を購入する人口層も増えることになり、不動産価格の上昇に大きく寄与するでしょう。
マレーシアでは、「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」(MM2H)プログラムを推進しています。
MM2Hとは、一定の基準を満たす外国人に対して「数次入国社交訪問パス(Multiple Entry Social Visit Pass)」を発給するプログラムのことで、これを利用すると、10年間にわたり、自由にマレーシアに出入国できるビザが発給されます。
このプログラムを利用することで、長期にわたりマレーシアに滞在できるようになりました。
退職後、マレーシアの不動産を購入して長期で滞在する動きが広がっています。
次ページにもマレーシアの経済概況、不動産市場の動向に関する情報がございます。