月
24
1月
2011
さて、ロンドンの不動産といってもいったいどのような不動産に投資すべきでしょうか?
私は、個人投資家にはやはり賃貸用住宅投資をお薦めします。
理由は、人口増加とともに新規供給が追いつかず、ロンドンの住宅賃貸需要が非常に強く、投資用の賃貸住宅の需要が大きいことにつきます。
イギリスの不動産コンサルタントのサビルスの調査によると、賃貸用不動産の供給がこの10年間に178%増加しています。
2000年の全住宅ストックのうち9%が投資物件(賃貸用の分譲物件をさす)だったのが、2010年には12%を占めるようになっています。
これは、歴史的にロンドン不動産は1995年頃から毎年10%程度上昇しており、都心部のマンション価格が恒常的に上昇する中で、利便性を求める若年層が都心での取得をあきらめ賃貸する傾向が強まっていることが最も大きな理由と言われています。
また、リーマンショック以降ローンの取得が難しくなっていることも実需層の取得ニーズが減退していることもこれに拍車をかけています。
(住宅価格の動向は以下をご覧ください)
http://tinyurl.com/49a77gr
サビルスの調査主幹LUCIAN COOK氏によると、ロンドン市内の好立地の賃貸向け投資物件は、地元や海外のキャッシュの豊富な個人投資家や機関投資家、ファンドなど安定的な利回りと将来的な資産価値の上昇を見込んで今後10年も非常に強い需要に支えられると予測しています。
不動産投資の魅力は、インフレに強いことやファイアンスを利用するレバレッジなどがあげられますが、一方で将来的な流動性については、他の金融資産に比べ劣ることは否めません。
海外不動産については、ましてその不安がつきまといます。
その点からも、ここ10年間で堅調な伸びをしており、さらに今後の10年も非常に強い賃貸マーケットに支えられており、世界中の投資家が出口となるロンドン不動産は流動性の観点から非常に魅力的であると考えます。