火
12
7月
2011
「運」や「ツキ」というのは単なる偶然なのか、それともなにかの要因で引き寄せることができるのでしょうか?
投資に興味がある方でしたら、一度は「運」や「ツキ」についてと考えたことがあるのではないでしょうか?
それがなぜなのか理由は分からないのですが、今回のマレーシア出張では、いわゆる「金運」に恵まれた方とご一緒させていただく機会がかなりあり、あらためて「運」や「ツキ」について考えさせられました。
金融商品、金などの現物商品や不動産投資をされている方にとって、投資と「運」や「ツキ」
の関係は気になるものではないでしょうか?
いうまでもなくごくごく当たり前のことですが、投資の勝敗はその「入口」と「出口」のタイミングの価格によって決まります。
マージャン、バカラやブラックジャックで例えるならば、卓選び、入るタイミングと出るタイミングを見極め、実行することが、勝敗の肝となるということです。
私自身、職業としての不動産投資に従事して今年で9年目。
日本、アメリカ、アジア、ヨーロッパの不動産を対象とした投資に携わってきました。
実際取引に従事したり、社内社外のプレイヤーの状況を見聞きしたりする中で、成功したケース、売手か買手のどちらかが大損をしているケース、倒産を引き起こすような失敗投資のケースなど多岐にわたる投資実例を目にしてきました。
投資を生業としている企業組織が、投資の意思決定を執り行う際、「なんとなくこの案件にはツキがまわってきそうだから投資しました」というわけにはいきません。
社内外を説得するためにはマクロ経済分析、該当国や市場の環境、該当する不動産市場の分析、類似事例との比較、取引背景のストーリの説明、ファイナンス条件、リスク分析、投資戦略の検証など、他方面の分析を行います。
しかしながら、私が痛感いたしますのは、「どれほど緻密な投資環境分析行い、精巧な投資戦略を実施したとしても、『入口』と『出口』のタイミングを逃してしまうと何の意味もなさない」ということです。
ではどのようにしたらその「入口」と「出口」のタイミングを逃さず、実りある投資にするか・・・。
物件価格の上下や経済市場というものは、波のようなものであります。
お天気予報の情報を取り寄せることは誰でもできますが、実際にタイミング良く「入口」と「出口」の取引行為の実行をするには、分析力、戦略や決断力以外の外的要因が大きく関わります。状況を見極めて決断はできていたとしても、売るタイミングを逃してしまう。
買うタイミングを逃してしまう。
では、タイミングを捉えるにはどうしたらよいのでしょう。
個人や一企業ではどうにもならない外的要因による被害を受けずによい波に乗るには、「ツキ」というものがあるような気がしてなりません。
雀鬼・桜井章一氏曰く、
「ツキは、突然湧いてくると思われがちだが、実は必ず人を選んでいる。それは麻雀の卓上をさまようツキを見れば明らかだ。ツキを引き寄せるには『考えすぎない』『気づいたら即行動』『一つのことに集中しない』『見返りを求めない』『遊び心を持つ』ことが不可欠」
とのこと。
簡単なようでいて簡単でない。
果たしてこんなことがさらりとできている人はいるでしょうか。
★寄稿者紹介
武居 麻理子
ステイジアキャピタルジャパン/ゼネラルマネージャー