火
13
12月
2011
次に、ジョホールバル西側にある「Danga Bay」の「Tropicana Danga Bay」(コンドミニアム)の販売センターに行ってきました。
2014年竣工予定の予約販売物件で、2LDK(958sqf / 89㎡)でMYR600,000(JPY15,000,000) / 戸とのこと。
総額としての価格が高いわけではないので、地元マレーシアの投資家のほか、シンガポール人の投資家も買っているようです(訪問時には70%が完売)。
後述しますが、ローンを利用すれば(LTV=80%の場合)、頭金は300万円程度から投資できます。
首都クアラルンプールでもこのような物件はありますが、必ずしも一等地ではありません。
ジョホールの将来の一等地となるであろう立地、ということを考えると、現在のこの価格はそれなりに妥当性があるように思いました。
最後に、「Nusajaya」の「Puteri Harbour」にある「Imperial」というコンドミニアムを見に行きました。
「Puteri Harbour」はきれいなヨットハーバーで、外国人も数名見かけました。
「Nusajaya」の核心地区である「Medini」の開発も少しずつはじまってきています。
「Imperial」は「Puteri Harbour」のメルクマールとなる物件で、私が聞いた20Fの2LDK(1,673sqf / 155㎡)でMYR1,240,000(JPY31,000,000) / 戸でした(割引後)。
「Permas Jaya」の3LDKの物件がほぼ同じような価格でしたので、こちらのほうが少しだけ価格水準は高いです。
将来的には、「Medini」は国際的な金融センターが建設されるとのことで、早くから投資のことを考えて実際の行動に移す投資家もいるようです。
本来は、もう少し物件を見る予定でした。
しかし、予定をジョホールにおける開発の進捗の確認に切り替えました。
冒頭にクアラルンプールで聞かされた話が頭の中から消えず、「ジョホールが果たして『2012年問題』に照準を合わせることができるのかどうか」ということをこの目で確かめる必要があると思ったのです。
私の今のところの結論は、「2012年問題」の対象となる団塊の世代は、定年を迎えて、満を持してジョホールに移住してきたとしても、大した恩恵は受けられない可能性があるということです。
団塊の世代は、ローンを利用してジョホールの住宅を購入することが難しいです(年齢が高いため)。
単純に考えると、退職金を利用してジョホールで住宅を購入し、これまでの蓄えと年金を使いながら移住生活を送る、ということになります。
住宅価格については、私が見た高級物件で3,000万円、中レベルで1500万円です。
確かに、退職金とプラスアルファで何とかなりそうな金額です。
ジョホールで暮らしたとすると、物価は安いので、蓄えと年金で十分に生活できるでしょう。
しかし、問題は、ジョホールにおける開発は、今まさに緒についたところであり、これから開発が進んでいくことにあります。
これから少しずつ便利になっていくと思うので、生活利便性は少しずつ向上していくのは間違いないでしょう。
そして、ある程度住みやすくなったころには70代後半、ということになると思うのです。
この頃には、死ぬための準備をしなければならなくなります。
同じマレーシアの街を選ぶなら、すでに開発が進んだクアラルンプールのほうが「人生を楽しむ」ための恩恵を受けられる可能性は高いと思います(ただし、ジョホールより住宅価格は高く、生活費用も高く点には注意が必要)。
別の視点から、弊社CEOがジョホールの開発について述べています。
「今話題のジョホールバル(JB)について」
http://www.stasiacapital.com/ceo/archives/733
合わせて読んでいただければと思います。
(おまけ)
今回、ジョホールに連れていってくれたシンガポール人が、帰り際にジョホールのスーパーマーケットに寄りました。
シンガポール人にとって、ジョホールは本当に近く、彼は「毎週やってくるんだよ」といっていました。
スーパーに入り、彼は、子どものおむつをたくさん買っていました。
理由は簡単で、シンガポールで買うよりずいぶんと安いから、とのことでした。
シンガポール人にとっても、ジョホールは生活するうえで必要な「オフショア」なのかもしれません。
(=ジョホールを開発しすぎるとシンガポールの優位性が薄れる)
ポストコロニアルな現状を垣間見た気がしました。